プーアール舎 peu/art cottage

20世紀美術を研究しています

石原友明芸術資源展 シンポジウム「もうこれで終わりにしよう」3月30日14:30~ @京都市立芸術大学

みなさま

こんにちは プーアール舎の光田ゆりです

 

昨年移転された京都市芸術大学新キャンバスで

石原友明さんの2つの個展が開催されます

石原友明芸術資源展のお知らせ | 京都市立芸大芸術資源研究センター (kcua.ac.jp)

石原さんは自写像を基軸に、多様なメディアを使い毎回異なる切り込み角度から

洗練され筋の通った作品を発表されてきました。

今回は芸術資源の視点から企画されるといいますから、どんな展示なのでしょう、

展示と並走するらしい「2冊の本」も含めて、とても楽しみです。

しかしながらシンポジウムのタイトルが気になります。

現代美術から次元を変えるのでしょうか

 

わたしは西宮市に住んでいた高校~大学生のころに、現代美術の面白さとかっこよさを石原さんたちに教えてもらったと思っています。考えてみると80年代半ばから、断続的にではありますが続けて作品を拝見してきたので、石原作品体験は、自分の現代美術体験期間をほぼカバーしてくれる年月になります。

モダニズムを読み直し、現実と自分との間に特異な空隙を差し込むような、石原作品から多くのことを学ばせていただいたと思っています。

感謝をこめて、おそれながら標記シンポジウムに参加します。